西洋占星術、その神秘なる世界

夜空に浮かぶ星々の動き等から、

 

これから起きるだろう出来事を予測する、占星術。

 

占星術は主に、

 

西洋占星術・インド占星術・東洋占星術の3つに分類することができます。

 

では、その中の一つ、西洋占星術について、

 

紐解いてみることにいたしましょう。

 

 

西洋占星術とは?~西洋占星術の始まり~

 

2000年以上の昔、古代バビロニアでは、

 

天体観測が盛んに行われていました。

 

 日毎、移り変わる星々の動きを、詳しく調べる為にです。

 

何故なら古代バビロニア人は、星々の動きが、

 

我々が住む大地に、そして自分達に、

 

大きな影響を及ぼしていると考えていたからです。

 

王宮には、星々の動きや自然現象などを観測する神官がおり、

 

巨大な権力のもとに星を読み、王に助言をしていたと考えられています。

 

これが西洋占星術の始まりです。

 

例えば、ひとたび日食が起きると、

 

古代バビロニアの王は、王宮の奥深く、

 

その身を隠したと言います。

 

何故なら、日食の光を浴びることは、

 

王に破滅をもたらすと考えられていたからです。

 

またそれとは別に、古代エジプトでは、

 

シリウスと太陽の位置関係から、

 

ナイル川の氾濫を予測していたと考えられております。

 

当時のナイル川は、氾濫することによって、

 

国に肥沃な土を運んできていました。

 

 古代エジプトの人々にとって、

 

ナイル川の氾濫はなくてはならない、

 

大切な自然現象の一つであったのです。

 

近代に入るまで西洋占星術は、

 

科学と位置づけられていたのも頷けますね。

 

 

西洋占星術とは?~西洋占星術とホロスコープ~

 

西洋占星術では、占いを始める時、

 

まずホロスコープを作成します。

 

ホロスコープとは、個人を占う際、

 

その人の出生した時、星々がどの位置にいたのかを、

 

詳細に記したチャート(配置図)のことを指します。

 

ここでいう星々とは、太陽系の中の10個の惑星、

 

太陽・月・水星・火星・木星・金星・土星、

 

海王星・天王星・冥王星のことを指しております。

 

また、ホロスコープは作成しませんが、

 

よく雑誌等に掲載されている12星座占いも、

 

西洋占星術の一つとされています。

 

 

西洋占星術でわかること~十二のサイン~

 

自分の生まれ持った性格や、個性について、

 

深く知りたいと思った時は、ありませんか?

 

西洋占星術では、

 

自分が生まれた時、10個の惑星達がそれぞれ、

 

どの「サイン(宮)」に位置していたのかで、占います。

 

「サイン」とは、天空を十二等分に分けたもので、

 

「十二宮」とも言われております。

 

「サイン」は、白羊宮(牡羊座)から始まり、金牛宮(牡牛座)

 

双児宮(双子座)、巨蟹宮(蟹座)、

 

獅子宮(獅子座)、処女宮(乙女座)、

 

天秤宮(天秤座)、天蠍宮(蠍座)、

 

人馬宮(射手座)、磨羯宮(山羊座)、

 

宝瓶宮(水瓶座)、双魚宮(魚座)で終わります。

 

皆さんの馴染み深い星座の名前が出てきましたね。

 

そして、この十二の「サイン」は、

 

この世界を形成していると言われる、

 

四大エレメントに例えて、更に分類されます。

 

火の宮、水の宮、風の宮、土の宮と呼ばれているものです。

 

よく火の宮の人は、火の様に激しいとか、

 

風の宮の人は、風の様に何にも囚われない自由な人が多いとか

 

表現されることがありますよね。

 

 そのエレメントの性質は、「サイン」を

 

どことなく表現しているが分かります。

 

 

西洋占星術でわかること~アスペクト~

 

では、未来や運勢を知る為には、

 

どう星を読んだらいいのでしょうか?

 

占星術師がホロスコープを読む時、

 

惑星と惑星をホロスコープ上で繋ぎます。

 

そして、それらが織りなす角度、「アスペクト」によって、

 

未来や運勢を読みます。

 

アスペクトには、それぞれ意味をもつ角度があり、

 

惑星同士がお互いに、

 

良い角度を形成しているか、いないかによって

 

吉か凶かを判断していくことになります。

 

しかし、凶な角度を形成しているとしても、

 

吉に転じる為に必要な凶もある為、

 

その判断は慎重を要することもあります。

 

 

西洋占星術でわかること~ハウス~

 

ホロスコープには、その空間を分割した、

 

「ハウス」と呼ばれるものがあります。

 

「サイン」が、天空を分割したものと例えるのならば、

 

「ハウス」は地上を分割したものされ、

 

その分割方法は様々ですが、

 

主に12分割したものが一般的となっております。

 

「ハウス」では、その人の生まれもった運、

 

背負っている宿命等を読み解くことができます。

 

自分がこの世に生まれた時、

 

「ハウス」の中に、どんな惑星がいて、

 

どのような形を形成していたのかでしょうか。

 

西洋占星術師たちは、

 

その人が生まれもった運命、

 

その人がどん人な人生歩んでいくのかを

 

ホロスコープを片手に、

 

読み解いていくのです。

 

 

西洋占星術~わかりにくいこと~

 

自分の生まれもった性格、運命、これからの運勢等、

 

貴方の知りたいことの殆どは

 

西洋占星術でもって、占うことができます。
しかし、西洋占星術は、ホロスコープが命。

 

ホロスコープなしでは、

 

詳しく占うことはちょっと無理かもしれません。

 

相性占い等、自分以外の人のホロスコープが必要な時は、

 

事前にリサーチすることが肝心です。

 

また、ホロスコープを読むことは、

 

非常に繊細で難しい作業となります。

 

先程言ったような「災い転じて福となる」ケースや、

 

星の位置関係が微妙な位置にあると、

 

様々な解釈が生まれることもあります。

 

「答えは一つとは限らない」

 

西洋占星術のわかりづらいところなのではないでしょうか?

 

 

星々の動きが、日々変化していくように、

 

西洋占星術においてホロスコープも、

 

一人一人違います。

 

つまりは、私達や私達の歩み進んでいく道は、

 

無限大に存在するということなのです。

 

そして、私達は今日も、

 

古代バビロニア人が見上げた星空を、

 

悠久に続くこの星空を見上げます。

 

星達の絶え間ないメッセージを受け取るために。

 

私達の幸せな未来を導き出す為に。